はじめまして。みよし市のピアサポーターとして活動をしている「すもも」です。
今回のブログは、ピアサポート活動の内容です。
シエルブルーのスタッフさんのご提案で、私が書かせていただくことになりました。
宜しくお願いします。
POINTみよし市では、メンタルヘルスピアサポーターが活動できることを目標に、
みよし市地域自立支援協議会(精神保健福祉部会)が主となって活動を進めています。
行政と当事者(ピアサポーター)が一緒になって、お互いの意見を交えながら、メンタルヘルスの課題に取り組むことができる環境となっています。
2025年10月15日(水)に、みよし市の民生児童委員の皆さんを対象とした研修会が行われました。
この研修会の中で、私を含め、計2名のピアサポーターが、自身の精神障がいの体験談をお話する「リカバリーストーリー発表」をさせていただきました。
この機会は、「精神障がいについての理解を深めたい」という民生児童委員の方からご依頼があり、実現したものです。

「リカバリーストーリー発表」に向けて、事前に打ち合わせを重ねました。
自分たちの経験を元に、ピアサポーター同士で積極的に意見を出し合い、みよし市の精神保健福祉部会の方、シエルブルーのスタッフさんとも連携し、準備をしました。
伝えたい内容を考えた結果、以下 4 点を含めたテーマで、発表することに決めました。
➀精神障がいは、誰でもなりうるということ
➁身近な人からの対応で、良かったこと・してほしくないこと
➂精神障がいを抱える前の自分に戻ろうとしないこと
➃周りの人との関係性・取り巻く環境も大切
「民生児童委員の皆さんに、うまく伝わるかな・・・?」
と、不安もありつつ、研修会当日を迎えました。
当日は、約 70 名の民生児童委員の皆様の前で、お話させていただきました。
私は、大勢の人の前で、自分の精神障がいについてお話することが初めてだったので、大変緊張し、手が震えました。

ですが、体験談をお話ししている間、民生児童委員の皆様が、メモを取ったり、頷きながら聞いてくださり、とても安心しました。
研修会場に一緒に来てくれたピアサポーターの支えもあり、落ち着いてお話することができました。
研修会の終了後、民生児童委員の皆様から、様々なご感想をいただきました。
「精神障がいを抱える人が身近にいます」
という方からのご質問や、
「直接お話が聞けて良かったです」
とのお声がけもいただき、とても嬉しかったです。
同時に、「勇気を出して体験談を話して良かった。私の経験が、誰かの支えになったら嬉しいな」と、ピアサポート活動のやりがいも感じました。
発表を聞いていた他のピアサポーターからも、
「すごく聞きやすかった」
「いいお話だった」
と声をかけてもらえて、ピアサポーター同士の繋がりを強く感じました。
私にとってリカバリーストーリーを話すことは、辛い過去も含めて今の自分を肯定的に受け入れ、どんな自分も大切にするためのセルフケアになっています。
もっと精神障がいについて広めていきたいと思えた、学びのあるとても良い経験になったので、今後、このような機会が増えると嬉しいです。
改めまして、民生児童委員の皆様、ご協力いただいた皆様、どうもありがとうございました!
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