【相談・支援の流れ】
シエルブルーは、ひきこもりや心の病についての相談窓口です。生活上で困っていることや聴いて欲しいお悩みなど、相談者の気持ちを大切に丁寧に聴いていきます。また「家から一歩出てみたい」「家以外の居場所が欲しい」「生活リズムを整えたい」などと思う人が利用できる居場所(フリースペース)も常設しています。
Step1相談
まずはお気軽にご相談ください。電話やメール、LINEでも相談できます。
シエルブルーのスタッフが、ご本人やご家族の声にしっかりと耳を傾け、
お一人お一人の状況に応じた対応を一緒に考えさせていただきます。
誰かに話をすることで気持ちが軽くなり、少し違ったアイデアや解決の糸口が見えてくることもあります。今は不安という雲の中にいるかもしれませんが、あなたのタイミングでいいのです。シエルブルーはいつもあなたをお待ちしています。
Step2 面談
電話などの相談もお受けしていますが、面接での相談をお勧めしています。
来所が難しければ都合の良い場所まで訪問することも可能です。
電話などで伝えきれないお話の中に解決のヒントが見つかる場合がありますので、いろいろお話をお聞かせ頂いた上で状況に応じた対応をご提案させていただきます。
Step3本人への支援
ご本人の気持ちを確認しながら、思い描く社会参加に向け、無理のないペースで支援を進めていきます。希望があればスタッフが訪問したり、必要に応じて病院・買い物・散歩など外出時のサポートも行います。必要な場合は関係機関につないだり連携した支援が可能です。
-1自立の計画を立てる
就職して自立を目指したい人は就活に詳しいスタッフが二人三脚でサポートします。ご本人の気持ちと状況を確認しながら個別プログラムの用意や、段階的に就労に向けた準備をします。
履歴書など書類作成のお手伝い、面接の練習、職場実習など、必要に応じて就労支援機関と連携もします。
シエルブルーで簡単な仕事(内職)を行い、自分自身でお金を稼いでみることもできます。シエルブルーまで来ることが難しい方は、そのお仕事を在宅で行うことから始めることもできます。
また、家から出て生活をしたい人は一緒にアパート探すことや金銭管理の相談もできます。
-2 生活の困りごとをサポートする
心の病についての心配ごとや生活のしづらさなどは、精神保健福祉士や相談支援専門員などの専門スタッフが相談ができます。精神障がいを抱えながら働くピアスタッフからの意見も参考になるかもしれません。病院との連携や福祉サービス利用の手続き、その他、必要に応じて関係機関と連携した支援もします。
-3居場所の利用
居場所『シエルブルー』火曜~土曜 10:00~17:00
シエルブルーには、いつ来ても、いつ帰ってもいい、気が向いた時にふらっと立ち寄れる居場所(フリースペース)が常設されています。
そこではあなたの意思が尊重され、誰にも気がねせずに自由に過ごせます。
ひきこもり期間が長引くと、外出への抵抗・集団恐怖・対人緊張などを感じる場合があります。ストレスの少ない環境の中で自分らしく居られる時間は、本来持っていた自己を肯定していく力を取り戻す大切な時間です。
家以外の場所で過ごす、コミュニケーションの練習、内職(お仕事体験)など、利用目的は様々ですが、同じような悩みを抱える方と出会えるかもしれません。
利用までの手続き
- 見学
シエルブルーの雰囲気を実際に訪れて感じてください。丁寧に説明をします。
- 体験
登録に迷う場合は何度でも体験利用することができます。
- 登録
登録される場合は利用の目的など簡単な聞き取りを行います。登録申請書に記入していただけばその日から利用できます。
- 1人での外出やバスに乗るのが怖いなど、事情により送迎をすることもあります。
- 利用にはお金はかかりません。プログラムによっては参加費や材料費など実費かかる場合もあります。
Step4家族への支援
ご家族の思いに寄り添いながら、本人への関わり方や、ご家族同士が交流できる場、家族がひきこもりや精神障がいについて学べる機会を紹介します。
参考
以下、チャートにしようと思うが難しく、イメージを書いてみました。
(家族)
連絡→相談(メール)
→相談(LINE)
→相談(訪問)
→相談(来所)
相談内容→ひきこもり→アセスメント(本人状況)→関わり方の助言、家族会や
学べる機会の紹介→家族のリカバリー(家族の立ち直り)
→本人にとって家庭が安心できる場になる→エネルギー充電される
→人と会える、気持ちが表出できる→支援者と会えるようになる
→支援者の介入→支援者と信頼関係構築(訪問・来所面談による雑談、
外出同行等)→本人の意向確認→個別の支援
(本人)
連絡→相談(メール)
→相談(LINE)
→相談(訪問)
→相談(来所)
・外出できるようになりたい
→訪問による人慣れor外出同行orシエルブルー(居場所)の利用など
・仕事したい
→就労アセスメント
→段階的就労支援(健康管理、日常生活管理、対人技能)などをシエルブルー
利用でスキルアップ。(基本的労働習慣・職業適性)などは就労支援機関と
の連携支援が主パターン。
→就職活動(応募、面接練習)→就職(定期面談によるモニタリング)
・友だちがほしい/人との関係づくりがうまくなりたい
→シエルブルー(居場所)の利用→プログラム活動参加(コミュ力アップ)
・他、病状を安定させたい、福祉サービスの利用、さみしい等
→受診同行。精神保健福祉士やピアサポーターとの面談や話を聴いてもら
(気持ちの整理、自己理解、受容などの効果)
→シエルブルー(居場所)の利用→精神障がいを学ぶプログラムやピアサポー
ト委員会に参加(リカバリー:人生の新たな意味づけ生き甲斐の創出)
・金銭管理がうまく行かない、精神障害者福祉手帳を取りたい、障害年金を受給したい、グループホームを探したい、就労系事業所に通いたい等。
→相談支援専門員が制度・事業所の紹介や同行。手続きのサポート。相談支援
機関や福祉事業所との連携。