はじめまして。
みよし市でピアサポート活動をしている、あむ(ニックネーム)と申します。
今回のブログも、ピアサポート活動の内容なので、私が代わりに書かせていただきます。
よろしくお願いします。
2025年3月22日に、メンタルヘルス講座「みんなのリカバリーストーリー」というイベントを開催させていただきました。
このイベントは、メンタルの不調に悩みながら歩んできた3名が登壇し、自分の経験をお話しすることで、生活のヒントを得たり、疾患に対する理解を深めたりすることを目的としています。
私もそのうちの1人としてお話をさせていただきました。
このイベントは、ピアサポーター、精神保健福祉部会の方、シエルブルーのスタッフさんで何度かのミーティングを重ねながら、企画、準備をしてきました。
ピアサポーターは、体調や生活リズムに合わせて、それぞれができる範囲で活動しています。
こちらは、大勢の中でもスタッフに声掛けやすいようにと手作りした「スタッフブローチ」です。
そして、当日は精神疾患を抱える当事者の方や、そのご家族の方、支援者の方など、なんと56名の方に参加していただきました!
こんなにも多くの方が足を運んでくださるとは思っていなかったので、とても驚きましたし、感謝の気持ちでいっぱいです。
改めてご参加いただいた皆さま、本当にありがとうございました。
私は人前で話すことに慣れていないので、当日はとても緊張して、話す順番待ちをしている間に、足がガクガク震え、心臓の音が聞こえるくらいドキドキしました。
皆さんの視線を感じながらも、あまりお顔を見られずに発表を終えたのですが、後の質疑応答の時間で、「私も同じ病気を持っていて、共感しました。この会を開いてくださって感謝しています。」というお言葉をいただき、緊張がふっとほぐれて、心がとても温かくなったのを覚えています。
その後の、グループワークでは、3つのグループに分かれて、講師が順番に回りながら、質問にお答えしました。
この時間では、皆さんとより近い距離でお話ができ、しっかり目を見て語り合うことができました。
同じような悩みを持つ方、優しく声をかけてくださった方、話に真剣に耳を傾けてくださる方、興味をもって知ろうとしてくださる方、辛いことでも明るく話せるような、温かい雰囲気で、本当に忘れられない時間になりました。
「誰か1人でも少しでも心が軽くなってくださったら」という思いで準備していましたが、私の方が「1人じゃない」と救われて、まさに仲間同士の助け合い「ピアサポート」だなと感じました。
なかなか自分の心の不調のことは、人に話しづらいものだと思います。
だからこそ、同じような経験をした仲間同士で語り合って、「自分だけじゃないんだ」「1人じゃないんだ」と思えることが、とても大きな力になると思いました。
今回、自分の経験をお話しさせていただく中で、「私自身の辛かった経験も、誰かのヒントやきっかけになれたのかもしれない」と思うと、心が救われるような温かい気持ちになりました。
このように、「支える、支えられる」といった一方向の関係ではなく、お互いに支え合い、助け合えるピアサポートの温かさや力強さを感じられる、そんなイベントでした。
これからも、この輪をもっと広げていき、1人でも多くの方に届けることができるように、ピアサポート活動を続けてまいります。
よろしくお願いします。
最後に、このイベントに関わってくださったすべての皆様、そして足を運んでくださった皆様に、心から感謝申し上げます。
本当にありがとうございました。
☆メンタルヘルスピアサポーター募集中!
「自分の経験を誰かの力にできたら」
「同じような想いの人と繋がってみたい」
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