とある研修にて、みよし市の支援者たちが集まり、それぞれの支援機関が互いにつながっていくための話し合いをしました。「うちにはこんな強みがあるよ」「こんな機会があればどうかな?」という話し合いの中、泰山寮にはボッチャの用具や場所があり、指導してくださる支援者さんもいらっしゃるとの情報がでました。
シエルブルーでは、ボッチャに興味がある人がいるものの、場所や道具もなく、教えてくださる人も求めていました。
そこで・・2023年6月「泰山寮」×「シエルブルー」のボッチャ交流会が実現しました!
シエルブルーにはボッチャを体験してみたいと思う人は少なくないのですが、利用者には繊細な人が多く、初めての場所に強い緊張があったり、その日になって体調がわからないこともあったりと、当日は利用者2名だけの参加となりました。
先陣を切って参加してくれたシエルブルー利用者2名も、もちろん緊張でいっぱいでした。しかし、泰山寮の職員さんから温かいご挨拶をいただき、緊張も一気にほぐれた様子。そして、とてもリラックスした雰囲気の中、練習がはじまりました。
初めて触るボッチャのボールに感激しつつも、そのコントロールの難しさに少々苦戦。
「線をめがけて!」との指導者からの声掛けに、1人のメンバーがボールを投げると‥。
なんとピッタリライン際!思わず興奮して記念撮影しちゃいました。
ここから一気にみんなの闘志がメラメラと燃え上がり、チームに分かれての練習試合。
ボッチャは、赤・青それぞれ6球ずつのボールをジャックボール(目標球)と呼ばれる白いボールに、いかに近づけるかを競うゲームです。そして、ジャックボールから遠い方のカラーボールが、次に投げる順番、というルール。指導者から「ジャックボールに近い方は赤。じゃあ次の投球はどっち?」との質問に、「青!」とみんなで答えていきます。実際に体感しながら、楽しみながら、みんなでボッチャのルールを覚えることができました。
帰りの車の中では、「チームみよしを作りたい!」とみんな興奮冷めやらぬ様子。
シエルブルーに戻ってからも撮影した写真をみんなで観ながら、「緊張もしたけど、説明がわかりやすくて楽しめたよー」と、行けなかった人達と楽しそうに話をしていました。そして、「泰山寮には車椅子の人もいるんだね」と、そこから身近な人にも車椅子の人がいることを話してくれた方もいました。
普段は関わりのない人たちと共に過ごし、そしてお互いを知っていくことが共生社会への第一歩だということを、今回の交流から学ばせていただきました。このような場をつくってくださった泰山寮のみなさん、本当にありがとうございました。
人と人、人と資源が分野を超えてつながり、一人ひとりの暮らしと生きがいをこの地域と共に創っていけますように☆