シエルブルーの利用者さんが働いている飲食店が、とてもお洒落で、とても美味しそうなので、「行きたい!」と言ったところ、「私も行きたい!」という声も出てきました。
そこで、「たまにはリッチなランチ会もいいね」と、
シエルブルーの活動プログラムとしてみんなで行くことになりました。
まずはお手頃な・・・といってもパスタランチのコースで1800円でしたが、予約はそこで働いている利用者さんに取ってもらいました。
当日10時30分シエルブルーに集合し、車に乗り込み出発です!
お店には時間前に着いたのですが、静かな田園の中にたたずむ本当に隠れ家のようなレストランで外観も素敵です。
玄関からテーブルに着席するまでのエントランスも、「うわぁ~お洒落~」と、とても趣のある癒し空間。
そして、いよいよ11時からのランチタイムです!
【選べるジビエのパスタランチ】
パスタは2種類の月替わりメニューから選べます。
12月は
A自家製ベーコンのカルボナーラ「フィットチーネ」
Bナヴァランダニョー「クスクス」
「ううう・・・迷う・・・・」と、悶えながら
Aコースが2人、Bコースが4人でした。
セットドリンクは・・・「くろもじ茶ってなんだろう?」って話してたら、スタッフさんが香りを嗅がせてくれました。
「うーん、いい匂い・・」と、全員がくろもじ茶に決めました。
最初はグリッシーニという細長いパンやグラノーラ、自家製ドライフルーツなどをつまみながら、「足助で汲み上げた地下水です」というこだわりのお水に、
「こんなに味わって水、飲んだことない(笑)」なんて盛り上がりながら楽しい食事の始まりです。
前菜の3種盛り合わせは、マスのカルパッチョ、ジビエのフランクフルト、きゅうりとビーツのサラダ。あちこちで「ウマい」「サラダ美味しいね!」なんて話しながら会話も弾みます。
そこでようやく、「あの~、初めてお会いしますよね?」と、6人の中で初対面同士の人がいたことに気が付いたのでした。(汗)
自家製天然酵母の日替わりパンが2種。ローズマリーの入ったフォカッチャとライ麦を使ったカンパーニュでした。
「これ、どうやって食べるの?」なんて疑問も、このお店で働いてるシエルブルーの利用者さんがいるので大丈夫。「このオリーブオイルやソルトつけると美味しいですよ」などと教えてもらいます。
お店できびきび動き回るスタッフさんを眺めながら、
「よくこんな舌を噛みそうなメニューの名前言えるねー」
「いやメニューが月替わりだから覚えるの大変なんです」なんて裏事情も話しながらみんな笑顔が絶えません。
季節のスープは「菊芋のポタージュ」
濃厚でとっても美味しくて、最後はみんなパンにつけて飲み干してました。
※ここはみんな「パンお願いしま~す♪」と、おかわりタイムでした。
そしてメインのパスタです。
ナヴァランダニョー「クスクス」
クスクスとは、世界最小のパスタだそうです。
見た瞬間、もはやパスタではないな(驚)
ジビエの味が苦手だったらどうしようって心配は、全く不要でした。
子羊とカブの煮込みで、「う~ん、美味しい♪」と完食。
もう1つのパスタ、自家製ベーコンのカルボナーラ「フィットチーネ」
・・・・・
「写真撮るの忘れちゃったー!」
だそうで、自家製猪肉ベーコンがふんだんに入った濃厚なカルボナーラでまんぞくーっな味、だったようです。
アフタヌーンteaは「くろもじ茶」
ここで、やっぱり喉が渇いたので「クラフトレモネードに変更」「あ、私も~」と2名変更
香芳醇な「くろもじ茶」で温まる人。
そしてレモネードは、バタフライピーを使用したもので、レモンを加えると色が変化するサプライズなドリンクでした。
こんな素晴らしいこだわりいっぱいのお店なのですが、実はこのお店、就労B型の事業所だというからビックリです。時給も1080円とB型としては破格です!
お店のポリシーも、獣害対策の名のもとに破棄される野生動物の生命をありがたくいただくことなど、社会課題に真剣に取り組むレストランでした。
働いていて誇りが持てる職場というのは本当に素晴らしいですね。
スタッフさんの温かいお見送りの中、しあわせの余韻と名残惜しさを感じつつ、みんなシエルブルーに帰って行くのでした。
はー、お腹いっぱい、しあわせ~、また来ようねー
今度は薬膳スープのコースかな。