今年1月、シエルブルーでは、「オリジナルのすごろく」でよく遊びました。
今回は、「シエルブルーすごろく」はなぜ出来たのか、その過程についてお伝えします。
それは、冬のある日の雑談中。利用者さんとスタッフでお正月によくやる遊びについての話をしていました。
「親戚と夜遅くまでトランプをしていた」
「ボードゲームをよくやった」
など、みなさんの大人も子どもも一緒になって遊んだという年末年始の思い出を伝えあい、懐かしい気持ちを共有しました。
その中には「すごろく」の話もあり、
「『一回休み』とか『スタートに戻る』とか書いてあったねー」
「あったあった!」
などと話しが盛り上がったので、試しにみんなでマスにあったら面白いお題を付箋に書き出してみました。
思っていたよりもたくさんの、楽しくユニークなお題が出てきました。
これをこのままにしておくのはもったいない!と言うことで、1月に「すごろく」のプログラムを入れ、この日を機に、みんなで「シエルブルーすごろく」の作成に取りかかりました。
付箋に書かれたお題のマスを作ってくれた人、全体の構成をしてくれた人、シールを貼ったり、絵を描いたりしてとても可愛く仕上げてくれた人、コマを紙粘土で作ってくれた人、みんなの協力で、とても素敵なすごろくが完成しました!
実際にみんなですごろくをやってみました。
大きいサイコロを転がして、コマを進めます。
「2階まで行って戻って来る」「さんさんバスにのって3マス進む」「全員ラジオ体操第一」「しりとりをする。負けた人は1回休み」・・・などなど。
コマが止まった場所のお題に従います。
実際やってみると、「ラジオ体操」を3回やったり、「しりとり」がずっと続いてすごろくの終わりが見えなかったり、かなり個性的な、そしてとても楽しいすごろくになっていました。
止まりたくないマスの近辺に近づくと、みんなサイコロを振るのもハラハラです。
そして、このすごろくはまだまだ進化中。みんなの意見で指示のないマスに、新たな指示を書き入れ、「ものまね」や、「トップと入れ替わる」など、新たなお題が増え続けています。「シエルブルーすごろく」は、皆さんのオリジナリティあふれるお題によって、シエルブルーらしさが詰まったとても楽しいゲームになりました。
シエルブルーでは、何気ない雑談の中から生まれたゲームやプログラムがあります。なんとなくやってみたいことや、気になるテーマがあるときは、皆さんもぜひ普段のおしゃべりなどでも話してみてくださいね。「なんとなく」からみえて来ることもあるものです。
シエルブルーでたくさんお話しましょう♪